不動産ニュース / IT・情報サービス

2011/5/30

首都圏新築戸建て、成約価格が4ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、2011年4月期の首都圏新築戸建住宅および中古マンションの登録・成約価格について発表した。同社の全国不動産情報ネットワークにおける登録物件(新築戸建7,818件、中古マンション1,565件)と成約物件(新築物件1,387件、中古マンション395件)の価格についてまとめたもの。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で1戸あたり3,250万円(前年同月比5.1%増)で、6ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸あたり3,177万円(同0.9%増)と4ヵ月連続のプラスとなったが、上昇率はこの4ヵ月中もっとも低かった。なお、千葉県では前年同月比8ヵ月連続の下落と軟調が続いている。

 中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸あたり2,266万円(同2.3%増)で、前年同月比で17ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸あたり2,153万円(同0.0%)で、15ヵ月続いていた前年同月比プラスがストップ。東京23区では3ヵ月ぶりに前年同期比でプラスに転じたが、神奈川県・埼玉県・千葉県で3,000万円以上の物件の成約が減少したことが響いた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。