不動産ニュース / その他

2011/6/10

新会長に積和不動産社長・田村 實氏が就任/日管協サブリース事業者協議会

「サブリース事業者に求められる資質が高まりつつあるなか、会員各社で協力し、業界の発展に尽力したい」と話す、新会長の田村 實氏
「サブリース事業者に求められる資質が高まりつつあるなか、会員各社で協力し、業界の発展に尽力したい」と話す、新会長の田村 實氏

 (財)日本賃貸住宅管理協会(日管協)サブリース事業者協議会は9日、第3回通常総会を開催。平成22年度(2010年4月1日~11年3月31日)事業報告および収支決算、平成23年度事業計画案および収支予算案が承認された。また、任期満了に伴い、田村 實氏(積和不動産(株)代表取締役社長)が会長に就任した。

 開会にあたり、挨拶した田村会長は「依然として厳しい経済情勢のなか、任意ではあるものの、賃貸住宅管理業者の登録制度が告示された。今後ますます、サブリース事業者に求められる資質は高まりを見せるだろう。会員各社で協力し、業界の発展に尽力したい」などと語った。

 平成23年度事業の重点テーマは、(1)賃貸住宅管理業者登録制度をもとにした日管協「自主ルール」におけるサブリース事業に関する条項の検討、(2)賃貸住宅管理業者登録規程への対応、(3)「めやす賃料表示」の普及、(4)サブリース事業者の収益向上に係る研究、(5)原賃貸人(所有者)との関係強化の研究。そのほか、長期継続テーマとして(1)サブリース事業者協議会倫理規定の改定の検討、(2)地方におけるサブリース事業のあり方の研究、などを実施していく考え。併せて、行政との関係強化も図っていく。

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