セキスイハイム近畿(株)は、7月1日付で近畿エリアの住宅生産部門である近畿セキスイハイム工業(株)(積水化学工業(株)全額出資)の株式を積水化学工業からすべて譲り受け、完全子会社化し、生販一体運営に移行する。
セキスイハイム近畿が近畿セキスイハイム工業を完全子会社化することで、生産(近畿セキスイハイム工業)から販売・施工(セキスイハイム近畿)、アフターサービス・リフォーム(セキスイファミエス近畿)、不動産・賃貸管理業(大阪セキスイハイム不動産)を一体化することで、より地域に密着した事業運営をめざす。
生販一体化による経営目標としては、新規受注棟数1,450棟(2010年比13%増)、営業利益40億円(同2.7倍)を掲げるほか、シェア拡大に向けた具体的な戦略として、(1)生販一体運営意向第1弾商品“bjf kinki”、(2)工場見学会の充実、(3)エリア特有の規制対応商品の開発、を進めていく。