不動産ニュース / 開発・分譲

2011/7/7

オーストラリアで複合開発事業を開始/積水ハウス

「セントラルパーク」プロジェクトの完成イメージ
「セントラルパーク」プロジェクトの完成イメージ

 積水ハウス(株)は7日、シンガポールの大手ディベロッパー「フレイザーズ・センターポイント・リミテッド」(CEO:リム・エー・セン氏、以下、フレイザーズ)と共同で、オーストラリアのシドニー中心部の「セントラルパーク」において、マンションを中心に商業施設、ホテル、オフィスなどの複合開発事業を行なうと発表した。出資比率はフレイザーズ50%、積水ハウス50%。

 「セントラルパーク」プロジェクトは、開発地面積5.8ha。シドニー中心部から南へ約2km、オーストラリア最大の利用客を誇る「セントラル」駅に近接し、10万人以上の学生や教職員、研究者が暮らすなど旺盛な住宅需要を見込んでのもの。マンション約1,900戸、学生用住宅約720戸のほか、約10万平方メートルにホテル・商業施設・オフィスを供給する計画。フレイザーズのオーストラリアの事業会社「フレイザーズ・プロパティ・オーストラリア」が、2010年8月よりすでに事業を開始しており、事業完了は14年度の予定。

 総売上予定額は20億オーストラリアドル(約1,700億円)となる予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。