国土交通省は11日、2011年5月の建設工事受注動態統計調査報告を発表した。
同月の受注高は2兆6,969億円(前年同月比▲8.0%)と、3ヵ月連続で前年同月を下回った。うち元受受注高は1兆8,210億円(同▲1.1%)、下請受注高は8,759億円(同▲19.6%)となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は4,030億円(同▲7.4%)と、3ヵ月連続の減少。民間等からの受注高は1兆4,179億円(同0.8%増)と、3ヵ月ぶりに増加した。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は3,599億円(同▲10.9%)と、3ヵ月連続の減少。うち「国の機関」からは1,190億円(同38.2%増)と18ヵ月ぶりに増加。「地方の機関」からが2,409億円(同▲24.2%)と2ヵ月連続の減少となった。