国土交通省は29日、2011年6月の新設住宅着工戸数を発表した。
同月の新設着工戸数は7万2,687戸(前年同月比5.8%増)と、3ヵ月連続で前年比プラスとなった。新設住宅着工床面積も655万9,000平方メートル(同4.6%増)と、3ヵ月連続のプラス。季節調整済年率換算値は、81万7,000戸だった。
利用関係別戸数は、持家が2万6,931戸(同▲2.6%)で2ヵ月連続の減少となった。貸家は2万6,023戸(同4.6%増)で、9ヵ月ぶりの増加。分譲住宅も1万9,090戸(同21.6%増)と、16ヵ月連続の増加となった。
分譲住宅の内訳は、マンションが8,812戸(同47.9%増)と3ヵ月連続の増加。一戸建住宅は1万203戸(同5.6%増)で、先月の減少から再びの増加となった。