不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/8/19

1棟50戸程度の小規模マンションに特化、投資効率を上げる/日本エスコン

 (株)日本エスコンは18日、2011年12月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(11年1月1日~6月30日)は連結売上高20億2,000万円(前年同期比▲70.0%)、営業利益2億3,600万円(同▲61.2%)、経常損失8,900万円(前年同期:経常利益1億6,400万円)、当期純損失9,600万円(同:当期純利益17億4,000万円)。前年と比べ、販売物件が完成在庫を含めて減少したことで売上高、利益の減少はあるものの営業利益率は11.7%(前年同期比2.6%増)と改善した。なお、中核の不動産販売事業において、2案件の引渡しが下期にずれ込んだことも、大幅な減収の原因となった。

 今後の事業戦略について、同日会見した同社代表取締役社長・伊藤貴俊氏は、「年20億円規模の賃料収入を見込める不動産賃貸事業と、高利益率の不動産企画仲介コンサル事業で安定収益を確保しつつ、中核の不動産販売事業で利益拡大を図っていく。当社の強みである技術力・企画力を生かして他社との連携を積極的にすすめ、マンションのほかにも戸建て・商業施設・リーシング・PMなど多面的なビジネス展開を行なう。販売事業では、1棟50戸程度の小規模なマンション開発に特化することで、投資効率を上げたい」などと語った。

 通期では、計画どおり連結売上高112億円、営業利益12億円、経常利益5億円、当期純利益4億9,000万円を見込む。

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