(株)構造計画研究所(東京都中野区、代表取締役社長兼CEO:服部正太氏)は、清水建設(株)、(株)杉浦英一建築設計事務所とともに、世界初の3次元免震住宅である「知粋館(ちすいかん)」(東京都杉並区、総戸数8戸)を「グッドデザインエキスポ2011」(主催:(財)日本デザイン振興会、一般公開:8月26日~28日)へ出展する。
「知粋館」は、敷地面積469平方メートル、延床面積548平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階建ての共同住宅。世界で初めて横揺れだけでなく縦揺れの地震にも対応する3次元免震を実用化。設計図書・施工記録・維持管理履歴などの情報を一元管理する住宅履歴管理システム「SMILE」を駆使した情報管理を行なう。また、免震装置やエネルギー環境をモニタリングし、データを長期蓄積・分析することで、性能検証の場としても機能している。
なお「グッドデザインエキスポ」は、グッドデザイン賞二次審査会終了後の会場を公開して行なうアジア最大規模のデザインイベント。東京ビッグサイトの巨大な空間に、生活用品から乗用車、建築まで、暮らしと社会を取り巻くデザイン2,000点以上を集めているもの。
詳細は同イベントホームページ(http://www.g-mark.org/expo/2011/)まで。