不動産ニュース / その他

2011/8/29

環境負荷の低減、短工期実現した新構法、9月から導入/エス・バイ・エル

 エス・バイ・エル(株)は、省施工・短工期化を実現した新構法「SxL構法 EXP(EXPAND)型」を開発、9月から導入する。

 「SxL構法」とは「木質パネル一体構法」の総称で、現行構法の自由設計に適した「エス・バイ・エルΣ」と、規格住宅に適した「EXP型」の2タイプからなる。今回開発した「EXP型」は、木質パネルの高い剛性を建物全体へ生かし、構法コンセプトである「Strong(強い)×Long(長い)」の“ずっと強い”という同社の住まいの特徴をより進化させたもの。

 構造躯体のスリム化を行なったことで、22%の躯体部品点数を削減。建て方工期を約40坪で3日から2日に短縮した。また、通気経路を単純化することで、壁体内換気能力を16.7%改善、内部結露による腐朽を最低限に抑え耐久性を高めたほか、2.3t-CO2/戸(杉の木換算:約4.6本分)の住宅一生涯CO2削減も実現した。

 第一段階として、9月1日より一部の住宅に導入を開始。将来的には、「SxL構法 EXPフリー型(仮称)」と「SxL構法 EXP狭小3階型(仮称)」を追加し、全商品に導入する予定。

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