不動産ニュース / 開発・分譲

2011/9/8

東京・錦糸町で全戸南向きの大規模分譲マンション発売/住友不動産ほか

「ザ・クランアルト錦糸町」完成予想図
「ザ・クランアルト錦糸町」完成予想図

 住友不動産(株)は7日、丸紅(株)、(株)大京と共同で建設を進めている分譲マンション「ザ・クランアルト錦糸町」(東京都墨田区、総戸数279戸)のマンションギャラリーを10日にオープンすると発表した。

 同マンションは、JR総武線「錦糸町」駅徒歩4分に立地する、鉄筋コンクリート造地上21階建て、敷地面積3,485.30平方メートルのマンション。建物は、全住戸を南向きに配置するため、タワー型の建物とせず敷地に合わせた形状とした。さらに4方向の壁面を後退させ、より多くの空地を確保するとともに、幅約9mの緑の散策路「フォレストコリドー(自主管理歩道)」を敷地南側に設けた。

 防犯・防災機能を強化しているのが特徴。防犯カメラをエレベーターをはじめとした共用部分20ヵ所に設置。各住戸での非常ボタン、玄関ドアに設置された防犯センサーのほか、共用部も含めた火災による警報に対応する住友不動産の24時間オンラインセキュリティシステム「S-GUARD(エスガード)」を導入している。

 また、災害時の電力を確保するため非常用発電機を設置し、緊急地震速報配信サービスや一定以上の揺れを感知すると最寄階に自動停止するエレベーター安全装置を導入。防災設備として、保存用飲料水、救助用工具セット等の防災用品を備蓄した倉庫、非常用マンホールトイレ、非常用ベンチ兼用炊き出しかまど、防災用井戸、非常用生活水生成システム「ウェルアップ」等の諸設備を設置した。

 住戸は、専有面積約55~81平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。竣工は2012年12月下旬予定、入居予定は13年2月中旬。販売時期・販売価格は未定。

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