不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/10/6

既存物件のバリューアップなど流動化事業注力するも減収減益/トーセイ11年11月期第3四半期決算

 トーセイ(株)は5日、2011年11月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年12月1日~11年8月31日)は、連結売上高162億7,700万円(前年同期比▲26.7%)、営業利益17億6,500万円(同▲39.9%)、経常利益11億2,800万円(同▲51.7%)、当期純利益6億6,200万円(同▲51.4%)となった。

 不動産流動化事業は、人気エリアの優良既存マンションを一棟まるごとバリューアップして分譲する「Restyling」案件のマンション分譲に注力するとともに、再成長に向けた仕入れを推進。Restyling事業で「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)、「エステージ上野毛」(東京都世田谷区)、「ルネ東寺尾」(横浜市鶴見区)等60戸の販売を行なったことに加え、「UGH桜台」(東京都練馬区)等2棟のバリューアップ物件を販売。売上高90億3,300万円、営業利益13億9,100万円となった。
 
 不動産開発事業では、マンション分譲で「THEパームス三鷹ビバーチェ」(東京都三鷹市)28戸を販売、戸建住宅で「パームスコート三鷹アダージョ」(東京都三鷹市)4戸を販売。売上高16億5,800万円、営業利益3億6,200万円を計上した。

 通期は前回発表時と変更なく、連結売上高252億4,200万円、営業利益22億3,700万円、経常利益13億4,600万円、当期純利益6億8,500万円を見込んでいる。

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