ビ・ライフ投資法人（BLI）は13日、2011年8月期決算を発表した。
当期（11年3月1日～8月31日）は、営業収益67億2,800万円（前期比▲13.7％）、営業利益24億7,800万円（同▲34.7％）、経常利益14億3,700万円（同▲48.0％）、当期純利益14億100万円（同▲56.8％）、1口当たりの分配金は1万6,320円。
なお、東日本大震災により、宮城県仙台市所在の3物件を中心に外壁や共用床の一部にクラックが発生する等の物的損害が発生したことから、関東以北に保有する101物件を現地調査。被害が発生した67物件について修繕工事を実施したため、調査費用2,000万円と修繕費用3,700万円の合計5,700万円について、特別損失に計上したが、同損失に加え、3物件売却による売却損の合計5億100万円、買入消却益等2,200万円の合計額5億3,500万円（売却等に関する諸経費控除後の金額）は内部留保から取崩し、分配金には一切影響を与えない。
当期は、保有資産の入替え等によるポートフォリオの質の向上にも努力し、当期は3物件の売却を行なう一方、外部から3物件を取得。その結果、保有資産の稼働率は96.2％（0.2％増）。保有資産合計は、物件数121物件、資産規模1,921億9,200万円（取得価格ベース）、賃貸可能戸数8,402戸、賃貸可能面積34万892.79平方メートルとなった。
12年2月期については、営業収益72億4,300万円、営業利益33億700万円、経常利益22億6,500万円、当期純利益22億5,700万円、1口当たりの分配金1万6,000円を見込む。
