不動産ニュース / 開発・分譲

2011/10/14

湘南・辻堂で「W発電」標準採用の大規模戸建住宅を発売/積和不動産、東京建物ほか

ヤシやオリーブなどの植栽を配し、緑豊かなまち並みを形成する
ヤシやオリーブなどの植栽を配し、緑豊かなまち並みを形成する

 積和不動産(株)は、東京建物(株)、(株)陽栄と共同で開発を進めている大規模分譲戸建住宅・建築条件付き宅地分譲地開発「辻堂 ザ・テラス」(神奈川県藤沢市、総区画数97)のモデルルームを15日からオープンする。
 
 開発地は、JR東海道線「辻堂」駅徒歩19分、辻堂海岸公園の北側に隣接。辻堂海岸までも徒歩7分という自然に恵まれた立地。分譲マンション「オーシャンレジデンス辻堂海浜公園」(161戸)と戸建住宅を開発する「湘南SEASIDE GARDENS」の一部で、戸建分譲および土地分譲部分からなる。分譲戸建住宅(建売分譲)は66区画、商品を選択できる分譲戸建て19区画、建築条件付き宅地分譲12区画には、木造軸組工法2階建住宅を建設する。

 宅地分譲住宅以外の85区画に、太陽光発電システムとエネファームを設置する「ダブル発電」を標準装備。CO2削減に寄与するとともに、余剰電力の売電により家計をサポートする。室内の一部や建物の外構部にLED照明を設置するなど、環境・省エネにも配慮した仕様となっている。
 
 周辺のまち並みと調和するよう、建物や街路、色彩、植栽などの要素に配慮。タイルの質感が涼感な印象を与える「クールアヴェニュー」、ウッドパネルが自然なぬくもりを与える「ナチュラルアヴェニュー」、ウッドパネルと白い吹き抜けが落ち着きを創出する「カームアヴェニュー」、建築条件付きの堅固な家並みが安全な印象を与える「ソリッドアヴェニュー」からなる4つの街区を形成する。

 住戸は、土地面積125~168平方メートル。延床面積97~120平方メートル。販売価格は5,000万円台の予定。リビングでくつろぎながら家族の存在を感じることができるようにリビングインの階段を設置するほか、サーファーが多い土地柄から、各戸の庭に外部温水立水栓を設置する。また、防犯・防災対策としてホームセキュリティを標準装備するほか、緊急時の避難先として「オーシャンレジデンス辻堂海浜公園」と連携していく。

 14日に開催された記者発表会において、積和不動産仲介営業本部辻堂プロジェクト課長の角田 将氏は「W発電を全戸に導入することを決めたのは、東日本大震災後。これにより生活に必要な電力の75%をまかなうことができる。戸建分譲地での標準装備としては日本最大規模であり、環境に熱心な時代にマッチした提案になると考えている」などと語った。

 販売開始は11月中旬、竣工および入居は12年1月下旬を予定している。

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