不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/10/24

首都圏賃貸成約件数、東京都が牽引し5ヵ月連続2ケタ増/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける9月期の居住用賃貸市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件登録数は、27万4,814件(前年同月比25.1%増)。首都圏平均の登録賃料は、賃貸マンションが1平方メートル当たり 2,740円(同▲5.4%)と5ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートは2,020円(同▲1.5%)と12ヵ月連続のマイナスとなった。戸当たりでは、賃貸マンションが9万5,000円(同▲5.9%)で4ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートが6万800円(同▲1.5%)で、17ヵ月連続のマイナスとなった。

 一方、成約件数は1万8,171件(同10.7%増)と、5ヵ月連続の2ケタ増となった。東京都が9,302件(同16.3%増)と好調だったことが要因。また、23区の成約物件の面積別割合では、30平方メートル未満のマンションが全体の48.7%(同3.2ポイント増)と取引が活発化し、ファミリー層の都心回帰から一転、シングル層の需要拡大がみられた。

 なお、1平方メートル当たりの成約賃料は、賃貸マンションが平均2,510円(同▲2.7%)と4ヵ月連続のマイナス。賃貸アパートは1,910円(同▲1.0%)と15ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが9万4,800円(同▲5.5%)と4ヵ月連続のマイナス。賃貸アパートは6万3,500円(同▲1.1%)と9ヵ月連続のマイナスとなった。

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