トヨタホーム(株)は27日、アーク森ビル(東京都港区)にて同社役員とマスコミ向け懇談会を開催。今後の事業計画などについて明らかにした。
冒頭挨拶した同社取締役社長・森岡仙太氏は「新生トヨタホームとなって1年が経ち、迅速な意思決定など確実に今までのレベルより上がっており、順調なスタートを切ることができた。販売戸数は対前年比110%、受注戸数は103%を達成。昨年は年間戸建て販売数が4,000戸を切ってしまったが、当面は5,000戸を目標としている」などと述べた。
また、スマートハウスについては「現在、青森県の六ヶ所村で、スマートハウスの実験棟2棟を建築済み。愛知県豊田市では、低炭素社会システム実証プロジェクトで、67戸のスマートハウスを建設しており、すでに29戸を販売。このうち20戸が契約済みで順次入居いただいている。こうした実験の成果を生かして、新しい商品展開を計画している。家と車がスムーズにつながるような住宅を提供していき、住宅業界で暴れていきたい」などと述べた。
その後、懇親会も行なわれ盛会となった。