東京建物（株）は31日、（株）日本政策投資銀行（DBJ）より、保有する3物件が「DBJ Green Building認証」を取得した。
「DBJ Green Building認証」制度は、ビルの環境性能に加え、テナントや地域との連携、耐震性能などを含め総合的に評価し、優れた不動産を選定・認証するもの。DBJ独自に開発したスコアリング結果に基づき、「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4段階の評価ランクで認証する。
今回取得したのは「中野セントラルパーク（イースト・サウス）」（東京都中野区）、「（仮称）京橋3-1プロジェクト」（東京都中央区）、「（仮称）大手町1-6プロジェクト」（東京都千代田区）で、いずれも最高ランクの「プラチナ」認証を取得。
3物件とも都心に広大な公園や森を創出するプロジェクトで、都市と自然環境の再生を同時に実現したこと、最新技術を用いた優れた環境性能を持つことなどが評価された。
また、大手町ではホテル、京橋では外国語対応が可能な子育て支援施設や医療施設を併設するなど、テナントのみならず、周辺で働くオフィスワーカーにとってエリアの魅力を高めた点なども評価された。
