東京都は7日、2011年9月および同年第3四半期(7~9月)の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工数は9,451戸(前年同月比▲23.9%)と、持家、貸家、分譲住宅ともに減少し、6ヵ月ぶりの減少となった。持家は1,498戸(同▲18.2%)と2ヵ月連続の減少、貸家は3,300戸(同▲28.0%)と3ヵ月ぶりの減少。分譲住宅は3,992戸(同▲32.3%)と18ヵ月ぶりに減少。うちマンションが2,427戸(同▲41.7%)と16ヵ月ぶりに減少し、一戸建ても1,528戸(同▲11.6%)となった。
地域別では、都心3区は761戸(同64.4%増)と急増したが、都心10区は2,101戸(同▲14.5%)と3ヵ月ぶりの減少、区部全体は7,204戸(同▲27.4%)と5ヵ月ぶりの減少、市部は2,181戸(同▲11.1%)と6ヵ月ぶりの減少となった。
一方、第3四半期の新設住宅着工数は3万5,922戸(前年同期比15.5%増)で、6期連続の増加となった。
持家は5,213戸(同▲6.4%)と2期ぶりの減少となったものの、貸家は1万3,465戸(同8.0%増)と3期ぶりに増加。分譲住宅は1万6,538戸(同28.3%増)と6期連続で増加。うちマンションが1万1,591戸(同43.0%増)、一戸建てが4,809戸(同3.3%増)だった。
地域別では、都心3区は2,529戸(同84.1%増)、都心10区は8,544戸(同29.2%増)とともに2期ぶりの増加。区部全体は2万5,951戸(同9.0%増)と6期連続の増加、市部は9,813戸(同37.6%増)と3期連続の増加となった。