不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/11/16

PRIの吸収合併などが寄与し増益/JRH 11年9月期決算

 日本賃貸住宅投資法人(JRH)は15日、2011年9月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~9月30日)の営業収益は56億3,200万円(前期比変動なし)、営業利益22億8,700万円(同236.0%増)、経常利益14億4,700万円(前年同期:経常損失2億3,700万円)、当期純利益14億6,500万円(同:当期純損失27億8,500万円)、1口当たり分配金1,101円(同:▲2,093円)。
 
 7月1日にプロスペクト・リート投資法(PRI)を吸収合併し、取得価格ベースで529億円の外部成長を実現。合併後の統合効果の早期実現に努めるとともに、新規物件の取得や既存物件の売却などを通じポートフォリオの質の向上に注力。新規にワンルーム賃貸住宅「ジョイスコート」やファミリー賃貸マンション「グラーナ上野」を取得し、期末時点での保有物件数は183物件、取得価格総額は1,539億9,600万円、総賃貸可能面積は38万5,614.63平方メートルとなった。

 次期については、営業収益57億3,300万円、営業利益23億5,500万円、経常利益15億3,000万円、当期純利益15億3,000万円、1口当たり分配金1,150円を見込んでいる。

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