ミサワホーム(株)は12月10日、新宿NSビル(東京都新宿区)で、Aプロジェクト主催の第4回シンポジウム「石上純也/新しい建築のリアリティ」を開催する。
Aプロジェクトとは、社外の建築家と提携し個人住宅や事業用建物のプロデュースを手掛ける社内プロジェクトチーム。今回のシンポジウムは、同プロジェクト登録建築家でもある石上純也氏が、モスクワの科学技術博物館の増改築コンペに入賞したことを記念し、開催するもの。
同氏の提案は、「公園のような博物館」をコンセプトに、透明な屋根を既存の中庭にかけ、敷地全体をすり鉢状の土地に作り変えるというもの。巨大な石造りの博物館が浮いて見えるようなピロティを作り、地下全体を「ミュージアムパーク」とする計画となる。
シンポジウムでは、提案内容に関する解説のほか、現在進めている設計プロジェクトについての講演を行なう予定。また、同氏と、(株)新建築社「JA」元編集長の橋本純氏による対談も実施する。
定員は200名。参加費は無料。申し込みは30日まで。詳細は、ホームページ参照。