ミサワホームグループでリフォーム事業を手がけるミサワホームイング(株)は24日、同社オリジナルのリフォーム専用太陽光発電(PV)システムが、11月2日付で太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)より「住宅用太陽光発電導入支援対策補助事業」補助金適合機種の認証を取得したと発表した。
同社では、OEMのオリジナル製品を首都圏地区限定で6月から先行販売。PVをリフォームで導入する際には、屋根の上に重量のある機器を設置するため、耐震性を確保し雨水の侵入を防ぐなどの対策が不可欠で、これが十分でない業者の施工による問題も表面化している。同社では、既存建物の構造チェックや導入効果のシミュレーションを無料で実施し、独自の施工認定制度による指定業者のみが施工を担当することで、安心を担保した。また、太陽電池モジュールやシステムの長期保証、工事や災害の保険、定期点検を標準で用意する。
導入費用は、取付け工事費を含み1kW当たり59万円(税込61.95万円)。J-PEC認証を取得したことで、国会で審議中の第3次補正予算案が成立した場合は、1kW当たり4.8万円の補助を受けることができる。
同社では、12月20日までの期間限定で、PVシステム成約の場合、5kWまで1kW当たり2万円、5kWを超える場合は1kW当たり4万円をキャッシュバックするキャンペーンを実施している。