不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/11/28

11年度上半期の首都圏分譲戸建て販売戸数は約2万7,000戸/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)はこのほど、首都圏分譲戸建て2011年度上半期(4~9月)の市場動向をまとめた。インターネットポータルサイト上で販売広告された全物件を収集・分析したもので、新設住宅着工の戸建分譲戸数に対する捕捉率は94.5%。データ収集は、11年2月から開始した。

 同期の新規販売戸数は2万7,713戸、同じ期間中の契約戸数は2万9,655戸だった。各月の新規発売戸数と契約戸数は、4月が4,794戸・4,403戸、5月が4,218戸・6,021戸、6月が3,212戸・5,142戸、7月が7,400戸・3,458戸、8月が3,777戸・4,627戸、9月が4,312戸・6,004戸。新規発売は、震災の影響で4~6月と低迷。販売を見送っていた物件の発売により、7月に大きく増加している。契約戸数は5月に6,000戸を超えたものの、7月にかけ減少。そこから盛り返し、9月にふたたび6,000戸を突破した。

 各月の契約戸数を同月の販売広告戸数すべてで割った契約率は、上半期平均で19.3%。月別では4月22.0%、5月14.0%、6月17.7%、7月14.5%、8月18.4%、9月27.6%。4月は震災で3契約できなかったユーザーが動いたため契約率はやや高めだが、その後は8月まで低迷。9月は、消費マインドの回復、住宅エコポイントやフラット35Sの駆け込み需要で盛り返した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。