東急リバブル(株)は、日本商業開発(株)が組成する底地を投資対象とした不動産私募ファンド「JINUSHIファンド」のアセットマネジメント業務を受託した。
同ファンドは、日本商業開発が標榜する「JINUSHIビジネス」に沿って組成するもの。「JINUSHIビジネス」は、土地(底地)のみに投資を行ない、テナントと長期の事業用定期借地契約を締結。建物投資はテナントが行なうので再投資がいらず、安定的な収益が長期にわたって見込めるというビジネスモデル。
足元人口が豊富な住宅エリアの住宅地内商業施設に適し、他の商業施設や住宅に転用可能な底地に対し、ファイナンスリスクがないフルエクイティで投資していく方針。運用期間は10年、投資組入期間3年、ファンド総額300億円程度を見込んでいる。ファンド設立時期は12年3月。投資対象地域は、当面の人口増加が見込まれ、人口が集積している首都圏・関西圏・名古屋市などの人口20万人以上の中核都市。