三井不動産レジデンシャル(株)は1日、首都圏の中高層マンションに関する設計・施工における独自の品質マネジメントシステム「TQPM(Total Quality Project Management)」が、品質マネジメントシステムの国際標準規格「ISO9001」を取得したと発表した。
「TQPM」は、2002年制定した同社独自のマンション品質マネジメントシステム。設計段階における「設計ゲート管理」と施工段階における「KQI検査業務」で構成し、「TQPM」を確実に実施することで設計会社・施工会社が異なっても高品質なマンションを提供することが可能となる。
ISO9001は、1987年に制定された、国際標準化機構(ISO)の品質保証に関する国際規格。製品そのものの品質ではなく、製品の品質保証体制を規定するための規格で、2000年には「品質マネジメントシステム」の規格として改定されている。