三井不動産(株)は5日、三井造船(株)と共同で、三井造船旧本社ビル跡地で開発を進めてきた「浜離宮三井ビルディング」(東京都中央区)が竣工、三井造船の本社事務所が稼働したと発表した。
同ビルは、都営地下鉄大江戸線「築地市場」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ「汐留」駅徒歩7分、JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」駅徒歩10分に位置。敷地面積4,752.46平方メートル、延床面積3万1,639.33平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造塔屋2階地下1階地上13階建て。
2階には、23室を備える貸会議室「浜離宮ガーデンカンファレンス」を設置。 3~9階までのフロアと1階の一部は、三井不動産が賃貸オフィス・店舗として活用。オフィス部分は、ほぼ満室での竣工となった。
また、執務空間は、眺望を最大限に生かした1フロア約500坪を確保。遮熱・断熱性の高い外壁や、高性能Low-E複層ガラス等を採用したほか、地震直後の危険度や被災度を判定する「被災度判定システム」などを導入し、防災機能を強化している。