不動産ニュース / 開発・分譲

2011/12/8

免震構造を導入した震災対応マンションを開発/三井住友建設

「Sulatto Noah」外観イメージ
「Sulatto Noah」外観イメージ

 三井住友建設(株)は7日、地震後も1週間程度住み続けられ、大規模な補修を必要としない震災対応マンション“Noah(ノア)シリーズ”に、免震構造を組み込んだ「Sulatto Noah(スラットノア)」「Spiral Noah(スパイラルノア)」を新たに開発した。

 「Sulatto Noah」は板状外廊下形式の、「Spiral Noah」はタワー形式の免震構造を採用した震災対応マンション。ダメージフリー躯体システムを採用し、バルコニーのない妻側外壁にはスリットレスウォールにより、躯体損傷を防ぎながら明るく有効空間の広い居室を実現。外壁にALCパネルを積極的に導入し、地震によるクラックの発生や漏水リスクを低減する。

 そのほか、地震後も躯体損傷の心配なくクルマの利用が可能。非常時電源装置を備え、エレベーター1基と夜間共用部照明(通常時の約20%を想定)、防災拠点への電源供給を約1週間確保する。排水インフラ損壊時は、地下ピット湧水槽を転用した緊急時汚水槽に約2週間分の生活排水を貯留可能とした。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。