(株)アールシーコアは7日、総合展示場「BESSスクエア」(東京都目黒区)でマスコミ向け懇親会を開き、代表取締役・二木浩三氏が事業戦略などを説明した。
同社の2011年度上半期(4~9月)契約棟数は459棟(前年同期比34%増)と過去最高を記録。契約高は、同38%増の46億900万円となった。さらに、通期においても96億4,000万円(同30%増)と過去最高を見込んでいる。
各種プロモーションにより、「住む」より「楽しむ」というBESSのスローガンが浸透したことや、顧客のペースで選んでもらう農耕型営業スタイルの定着、充実した保証制度といったブランド力が顧客に伝わり始めたことが好業績の要因。ユーザーアンケートでも、契約客の6割が「商品検討・購入に当たり他社と比較しなかった」と答えた。今後は、全国37ヵ所の展示場において、来場数に見合う営業社員の増員を行なうなどして、ブランドイメージの強化を目指していくという。
同日、挨拶した二木浩三氏は「東日本大震災以降、“主体性の目覚め”“本質への気付き”という2つの意識の変化が起き、社会全体で、従来の暮らしのあり方が根本から見直されるようになった。そんな中、BESSの価値観が社会の意識変化と同じ方向になってきた。世の中が変わっているのは、われわれにとっては追い風だ」などと述べた。