(株)不動産経済研究所は8日、2011年度上半期(4~9月)の首都圏コンパクトマンション市場動向調査を発表した。専有面積30~60平方メートルでワンルームマンションとファミリーマンションの中間に位置するいわゆる「コンパクトマンション」の供給量や価格、全新築マンションに占めるシェアなどの推移を分析したもの。
同期のコンパクトマンション供給量は3,411戸で前年同期比▲6.0%とやや減少。全マンション供給に占めるシェアは17.26%(同0.56ポイントアップ)とわずかに拡大した。
一方、販売価格は平均4,014万円(同6.1%増)、坪単価は80万8,000円(同1.8%増)といずれも上昇。平均価格4,000万円突破と、坪単価が80万円を上回ったのは2000年の調査開始以来初めて。平均面積も49.66平方メートル(同4.2%増)まで拡大している。