森ビル(株)は13日、中国・上海市が推進する「上海陸家嘴金融城(国際金融センター)環境インフラ整備強化プロジェクト合同着工式」が、上海環球金融中心の隣接地で12日に行なわれたと発表した。
同社は、かねてより「上海陸家嘴金融城」の建設に参加しており、1998年に「上海森茂国際大厦」(203m・46階建て)、2008年に「上海環球金融中心」(492m・101階建て)を竣工、現在も運営管理を行なっている。このたび、国際金融センターに相応しいインフラ、商業施設、文化施設を陸家嘴地区に整備する25計画のうち、11プロジェクトの合同着工式に参加したもの。
なお、同プロジェクトの一つである「環球金融中心公共緑地開発」は、同社が基本計画、設計コンサルティング業務を担当。公共緑地の立体利用および地下空間を有効活用した商業施設の開発に取り組んでいく。
竣工は14年の予定。