不動産ニュース / 開発・分譲

2011/12/15

東京・港区で「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」が上棟/森ビル

「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」完成予想イメージ
「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」完成予想イメージ

 森ビル(株)は14日、参加組合員として参画している虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合が進める「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)を12月末に上棟すると発表した。

 同事業は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅および日比谷線「神谷町」駅至近に位置する施行区域約2.0haの再開発事業。
 高台に建つ地上47階地下4階建ての複合棟を中心に、敷地南側には地上8階の住宅棟を配置。超高層の複合棟は3~24階が住宅、25~47階がオフィスとなっている。
 また、建物の周囲には、生物多様性に配慮した緑溢れる空間を整備し、潤いある都市空間を提供していく。

 免震装置(住宅棟)、制振装置(複合棟)による高い耐震性能を持ち、都市ガスによる非常用発電システムの導入で企業の事業継続をサポートする。また自然環境を定量的に評価するJHEP認証で国内初の最高ランク「AAA」を取得したほか、CASBEE最高評価「Sランク」公式認証取得するなど、環境への積極的な取り組みも行なっている。

 同事業の周辺は、各国大使館やホテルなどが立地する、国際性豊かな地域。都市基盤の整備と複合的な都市機能の更新が計画的に進み、今後もさらに進捗するなかで、今回の事業は同社のエリアマネジメント展開における大きな一歩となる。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。