いちご不動産投資法人(IRE)は14日、2011年10月期決算を発表した。
当期(11年5月1日~10月31日)の営業収益は7億8,700万円(前期比3.4%増)、営業利益は4億200万円(同3.3%増)、経常利益は2億4,000万円(同4.8%増)、当期純利益は2億3,600万円(同5.3%増)、1口当たりの分配金は7,219円となった。
当期は東日本大震災による保有物件の修繕を迅速に進めるとともに、収益安定性の維持や費用の削減を注力し、増収増益となった。
なお、同投資法人は、11年11月1日を効力発行日として、旧いちご不動産投資法人を吸収合併消滅法人とする吸収合併を行ない、同日付けで称号を「FCレジデンシャル投資法人」から「いちご不動産投資法人」に変更している。
次期については、営業収益43億7,100万円、営業利益19億2,600万円、経常利益9億4,200万円、また、合併に伴う負ののれん発生益165億6,700万円を含めた当期純利益175億800万円、1口当たりの分配金は1,100円を見込んでいる。