不動産ニュース

2011/12/20

被災地における仮設カフェ建設に協力/住友林業

「仮設カフェ」建設の様子
「仮設カフェ」建設の様子

 住友林業(株)はこのほど、「陸前高田 まちのリビングプロジェクト」における「仮設カフェ(りくカフェ)」の建設を、地域住民・産・学の協働によりスタートした。

 同プロジェクトは、東日本大震災で被害を受けた地域において、いつでも気軽に住民が集まりコミュニケーションを育む場所をつくろうと、地域住民が主体となって企画検討する中、被災地で復興支援活動に携わっていた東京大学の小泉秀樹准教授らが、これを知り実現に向けた活動を開始。その後、同社が仮設カフェ建設の相談を受け、協力メーカーを募るなど施工全般への支援を開始し、協働計画が実現した。

 今回の計画は、1年後に予定している本設工事に先立ち、東北産材を活用しながら多目的に使用可能な木造仮設店舗を建設するもの。木造仮設店舗では、住民が気軽に集まれるコミュニティとして活用してもらいながら、本設工事に向けた室内空間や機能におけるニーズの収集を運営主体の地域NPOを中心に調査する考え。着工は12月9日、オープンは2012年1月9日を予定している。

 詳細な概要書や協力メンバー一覧はホームページ参照。

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