ミサワホーム(株)は、鉄骨系ハイブリッドの小屋裏3階建て住宅「HYBRID 自由空間」に、子供の成長に合わせた学習空間の新たな提案と、将来のスマートハウス対応を盛り込んだ企画住宅「HYBRID 自由空間 Edu(エデュー)」を、バリエーションを追加の上、2012年1月7日から全国で発売する。
NPO法人Educe Technologies代表理事兼東京大学大学院情報学環准教授の山内裕平氏監修のもと、子供の成長ステージと住まいの学習環境の設計手法を、同社が開発したもの。
乳児期、幼児期、児童期、青少年期の4つのステージに分け、それぞれの時期に伸ばす能力、必要なこと、重要なコミュニケーションを分析、それらを育み生かすための住宅での提案として、「プレイサイト」「トークサイト」などの4つの学習空間を用意。また家族が集う2階リビングと小屋裏空間は、吹き抜けによって緩やかに接続。吹き抜けにらせん階段を設置することで、インテリアのアクセントだけでなく、互いの気配を感じられる連続的な空間を創出する。
また環境対応として、太陽光発電システムによる創エネに加え、自然エネルギーの活用で快適さと省エネを両立できる微気候デザインとしての風洞設計、排熱ファンなどを採用。SNS機能付きHEMS「enecoco」、高効率ヒートポンプと小型タンク、エコジョーズをシステム化した省エネ型給湯器「ハイブリッド給湯器」も標準搭載する。
さらに、スマートハウス仕様では、停電時に冷蔵庫とテレビを約5時間仕様できるリチウムイオン蓄電池、自動車から住宅へのエネルギー供給に対応する先行配線、涼風制御システムを装備する。
プランは全16プラン(東西反転プラン含む)で、本体参考価格は標準仕様で坪54万5,000円から、スマートハウス仕様で坪60万円から(KT-48-3N-1モデル)。販売エリアは北海道・沖縄県および多雪地域を除く全国。
鉄骨系ハイブリッド企画住宅シリーズ全体で、年間200棟の販売を目指す。