不動産ニュース / IT・情報サービス

2012/1/12

都心5区の大規模オフィスビル空室率、3ヵ月ぶりに改善/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は12日、大規模オフィスビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2012年1月号」を発表した。

 当期の東京都心5区のビル空室率は5.65%(前月比▲0.1ポイント)、現空面積は27万6,895坪(同▲1万5,691坪)と大型移転が増加傾向にあり、空室率が3ヵ月ぶりに改善した。1坪当たりの募集賃料は2万367円(同▲74円)と、2ヵ月連続最安値を更新した。

 全国の6大都市別の空室率は、東京23区6.3%(同▲0.2)、札幌市7.3%(同増減なし)、仙台市14.7%(同0.2ポイント増)、名古屋市9.0%(同▲0.3ポイント)、大阪市9.9%(同▲0.1ポイント)、福岡市10.2%(同▲0.3ポイント)となった。

 なお同社は、東京都心5区のビルについて「500坪を超える大型ビルのテナント成約事例が目立ってきた。過去最高水準の募集面積が示す移転先の豊富さに加え、大型テナントに対する誘致意欲の強い建築中ビルの募集床増加も大型移転を後押しする」と分析している。

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