不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/1/13

住宅メーカー選定理由、営業担当者の重要性高まる/プレハブ建築協会調査

 (社)プレハブ建築協会は12日、「2011年 信頼される住まいづくり」アンケートの調査結果を発表した。同会員会社でマイホームを新築し、10年に入居した1,000名にアンケートを送付。577名から有効回答を集計したもの。今回で18回目の実施。

 これによると、メーカーの選定理由としては、「安心できる会社だった」が66%(前回調査時と同数)と最も多かった。次いで「営業担当者の説明に納得できた」が55%(前回調査比5ポイントアップ)と年々増加傾向にあり、営業担当者の説明や提案力が向上していることがうかがえる結果となった。また、「決め手となった理由」についても、「営業担当者の説明に納得できた」が24%と最も高く、営業担当者の役割の重要性が高まっていることが明らかとなった。
 また、営業担当者の総合評価については、「満足」が82%(同2ポイントアップ)と、年々評価が高まっている。また、項目別では、「人柄・営業態度」85%(同1ポイントアップ)が最も高く、「アドバイス」75%(同7ポイントアップ)と「間取り等の提案内容」63%(同8ポイントアップ)が大幅に上昇していることが見て取れ、提案力の向上が総合評価の向上につながっていることがわかった。

 役に立ったアドバイスでは「商品の特徴」(70%)や「間取り等のプラン内容」(62%)が多数を占め、営業担当者のアドバイス力等の向上を裏付けられた一方、営業担当者に期待することでは、「迅速な対応」が61%、「密な報告・連絡・相談」が61%と、素早い対応ときめ細やかな対応、コミュニケーション力が求められていることがわかった。
 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。