不動産ニュース / 開発・分譲

2012/1/16

二子玉川の再開発、第2期事業を着工/東京急行電鉄、東急不動産他

「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業(第2期事業)」完成イメージ
「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業(第2期事業)」完成イメージ

 二子玉川東第二地区市街地再開発組合と東京急行電鉄(株)、東急不動産(株)はこのほど、再開発事業「二子玉川ライズ」(東京都世田谷区)(二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業)の第2期事業Ⅱ-a街区を着工した。

 第2期事業は、施工面積約3.1ha、全延床面積約15万6,400平方メートル、総事業費約392億円。高層棟にオフィス、ホテルを、低層棟にシネマコンプレックス、フィットネス、店舗を配置する。オフィス部分は、賃貸延床面積は約8万6,900平方メートル、賃貸面積は約6万3,000平方メートル。高層棟では免震構造を採用するほか、防災備蓄庫、非常用発電機などを用意する。
 
 都内有数の約6,000平方メートルに及ぶ、地域に開かれた屋上緑化施設を整備するほか、季節感ある植栽計画・ビオトープの形成などにより、野鳥・小動物の生息を助ける環境形成にも配慮するなど、同事業全体で緑化率40%を確保する。

 再開発地区の中央には、東急線「二子玉川」駅から「(仮称)二子玉川公園」までつながる、歩車分離された歩行者専用通路“リボンストリート”を整備し、隣接する街区へも行き来を可能とする。

 竣工は2015年6月の予定。なお、再開発事業「二子玉川ライズ」全体の開発面積は約11.2ha。第1期事業は11年3月に完成済。

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