不動産ニュース / IT・情報サービス

2012/1/20

11年の首都圏マンション供給戸数、4万4,494戸と前年並み/不動産経済研究所調査

 (株)不動産経済研究所は19日、2011年の首都圏マンション市場動向を発表した。

 11年1月~12月に首都圏で供給された民間分譲マンションは4万4,494戸(前年比▲0.1%)と震災の影響が懸念されたものの前年並みとなった。都県別供給量は、東京都区部が1万9,405戸(同▲4.8%)と微減。都下4,262戸(同23.6%増)と神奈川県1万1,495戸(同12.8%増)が2ケタ増。埼玉県が5,874戸(同5.1%増)と微増、千葉県が3,458戸(同▲29.6%)と2ケタの大幅減。

 分譲価格は、首都圏平均で4,578万円(同▲2.9%)と2年ぶりに下落した。都県別では、都区部が5,339万円(同▲2.9%)、都下が4,152万円(同▲7.2%)、神奈川県が4,159万円(同▲2.4%)、埼玉県が3,679万円(同▲3.1%)とマイナスとなったが、千葉県は3,751万円(同3.1%増)とプラスとなった。

 初月契約率は月間平均77.8%(同▲0.6ポイント)。販売在庫数は12月末時点で6,165戸(同565戸増)と3年ぶりの増加となった。

 12年の供給戸数は5.3万戸を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。