不動産ニュース / 政策・制度

2012/1/26

中古住宅・土地の「二重価格表示」可能に/消費者庁・公取委がパブコメ開始

 消費者庁と公正取引委員会は25日、「不動産の表示に関する公正競争規約」と同施行規則の一部変更案について、パブリックコメントを開始した。

 今回の変更案では、「新築後2年以内の未入居の建物」だけに認められていた二重価格表示基準について、中古住宅と土地についても可能としている。また、畳数表示基準について、中古住宅については畳1枚当たりの実際面積を表示することを条件に、居室広さを畳の枚数で表示することを認めていたが、改正案では1畳当たり1.62平方メートルに換算した畳数での表示に統一する。

 そのほか、賃貸マンション・アパートについては、家賃保証会社等と契約することを賃貸条件とする場合、その旨と契約に要する金額の表示を義務付けるほか、モデルルーム・完成予想図の不当表示事項として、優良誤認にあたる表示に加え「事実に相違する表示」を加える。

 意見募集は、2月24日まで実施する。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。