不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/1

住宅分譲事業の利益率改善など寄与し増収増益/野村不動産HD12年3月期第3四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は31日、2012年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12月31日)は、連結売上高2,617億9,000円(前年同期比7.5%増)、営業利益301億2,000万円(同56.1%増)、経常利益190億6,800万円(同159.5%増)、当期純利益136億6,600万円(前年同期:当期純損失73億9,500万円)と増収増益に。

 主力の住宅事業は、売上計上戸数が1,687戸(前年同期比159戸増)となったほか、利益率も改善し、売上高は1,206億2,800万円(前年同期比24.4%増)、営業利益77億8,500万円(前年同期:営業損失10億8,200万円)となった。契約済未計上戸数も5,045戸(前年同期比453戸増)と積み上がった。期末完成在庫は107戸(同▲6戸)。

 ビル事業では、期末時点空室率2.9%(同▲1.1ポイント)と改善。前期開業の「日本橋室町野村ビル」の収益寄与などで売上高770億7,100万円(同0.1%増)、営業利益195億6,300万円(同16.0%増)となった。

 通期については、連結売上高4,380億円、営業利益480億円、経常利益320億円、当期純利益150億円を見込む。

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