国土交通省は1日、「平成23年度木のまち」第2回目募集分につき、3件の採択プロジェクトを決定した。
同事業は、再生産可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の整備によって低炭素社会の実現に貢献することを目的に、先導的な設計・施工技術を導入する一定規模以上の木造建築物の建設に対し、その費用の一部を補助するもの。
「建築物の木造化」、「建築物の内装・外装の木質化」の事業を対象に2011年10月募集が行なわれ、11件の応募提案を学識経験者からなる「木のまち整備促進事業評価委員会」が評価。「(仮称)コープさっぽろエコ店舗計画」(北海道函館市、提案者:北海道環境サービス(株))など3件を採択した。