不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/2/8

都心5区の大規模オフィスビル空室率、現空面積大幅増で再び上昇/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は8日、1月の大規模オフィスビル(基準階貸室面積200坪以上)マーケットデータを発表した。

 当期の東京都心5区のビル空室率は6.39%(前月比0.74ポイント増)。現空面積は30万8,624坪(同3万1,729坪増)と8ヵ月ぶりに30万坪を突破。3ヵ月ぶりに空室率が改善した12月から、再び上昇した。1坪当たりの募集賃料も1万9,707円(同▲660円)と、3ヵ月連続最安値を更新。1994年の統計開始以来初めて2万円を割り込んだ。

 全国の6大都市別の空室率は、東京23区6.8%(同0.5ポイント増)、札幌市7.4%(同0.1ポイント増)、仙台市15.0%(同0.3ポイント増)、名古屋市8.6%(同▲0.4ポイント)、大阪市10.0%(同0.1ポイント増)、福岡市10.4%(同0.2ポイント増)となった。

 なお同社は、東京都心5区の大規模ビル市況について「昨年竣工のビルが依然としてまとまった面積の現空床を抱えるケースも少なくない。今後も続く大量供給が市況の軟化をさらに加速させる可能性がある」と分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆