大和ハウス工業(株)は、2012年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高1兆3,231億7,100万円(前年同期比7.1%増)、営業利益879億300万円(同22.4%増)、経常利益891億7,600万円(同22.4%)。純利益については、法人税率変更等に伴う法人税等調整額152億2,200万円の計上により、317億5,000万円(同▲29.0%)となった。
11年度を初年度とした「大和ハウスグループ第3次中期経営計画『3G』For New Growth」に従い、「再成長」をテーマに業容の拡大に着手。リチウムイオン蓄電池搭載の環境配慮住宅「スマ・エコ オリジナル」の開発や、経営の意思決定スピード向上策推進、海外事務所の設立などを進めた結果、売上高、営業利益、経常利益とも前年同期比大幅増を実現した。
通期については、売上高1兆8,000億円、営業利益1,100億円、経常利益990億円、純利益300億円を見込んでいる。