不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/13

不動産事業の好調で営業利益改善/穴吹興産12年6月期第2四半期決算

 穴吹興産(株)は10日、2012年6月期第2四半期決算を発表した。

 当期(11年7月1日~12月31日)の連結売上高は190億8,900万円(前年同期▲2.7%)、営業損失5,600万円(前年同期:営業損失10億5,900万円)、経常損失2億7,300万円(同:経常損失13億5,700万円)、当期純損失2億9,300万円(同:当期純損失10億3,300万円)となった。

 主力の不動産事業において、独自のエリアマーケティングのもと、需給バランスが好転しているエリアでの用地仕入れに注力。11年9月に「アルファステイツ善光寺下」(長野県長野市)の販売をスタートする等、既存の事業エリア以外でのマンション開発に着手した結果、不動産関連事業の売上高は131億5,400万円(前年同期比▲3.6%)、営業損失2億200万円(前年同期:営業損失12億300万円)と、利益率が大幅に改善した。

 また、人材サービス関連事業では、営業強化に注力したアウトソーシング事業に加えて、再就職支援事業が大幅な増収になったものの、派遣売上の減少を補うには至らず、売上高28億1,000万円(前年同期比▲3.8%)、営業利益2,900万円(同▲41.5%)となった。

 通期については、545億3,000万円、営業利益27億2,000万円、経常利益20億4,000万円、当期純利益10億2,000万円を見込んでいる。

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