エリアリンク(株)は13日、2011年12月期決算を発表した。
当期(11年1月1日~12月31日)の売上高は106億300万円(前期比▲4.8%)、営業利益は10億4,400万円(同3.8%増)、経常利益は9億5,300万円(同23.1%増)、当期純利益は7億7,200万円(同14.7%増)となった。
同社では、不動産運用サービス事業を中心としたストック型ビジネスを中心に事業を展開。事業の中核となるストレージ部門の収益拡大を図るため、2,707室増室。また、顧客サービスの向上として、防災システムサービスの試験的な開始やコンテナ現場における外構設備の設置を開始し、安心・安全をテーマとした現場管理・改善の強化に努めた。さらに支払賃料の減額交渉やリース資産の買取り等による収益面の改善に努めた結果、売上高98億1,900万円、セグメント利益15億8,500万円となった。
また、不動産再生・流動化サービス事業は、保有する販売用不動産の売却を行ない、在庫を減少。財務体質の強化を行なった結果、売上高7億8,300万円、セグメント利益4,200万円を計上した。
次期(通期)については、売上高103億2,000万円、営業利益11億4,700万円、経常利益10億円、当期純利益9億4,300万円を見込んでいる。