不動産ニュース / 開発・分譲

2012/3/1

茨城・古河市で総戸数上回る電力をつくるスマートハウス団地を開発/積水ハウス

「グリーンファースト ハイブリッド」イメージ
「グリーンファースト ハイブリッド」イメージ

 積水ハウス(株)は、67世帯で85世帯分の電力をつくる分譲住宅「スマートコモンステージけやき平」(茨城県古河市)の販売を、3月3日より開始する。

 開発地は、JR宇都宮線「古河」駅からバス10分、徒歩5分に立地する、総面積2万4,434.58平方メートル。同社の環境配慮型住宅「グリーンファースト」を、全67区画(分譲住宅35棟、分譲宅地32区画)で採用、太陽電池と燃料電池を備えたダブル発電とし、EVコンセントも装備。これらにより、1世帯当たりで年間約21万円の光熱費を削減する。

 さらに、分譲住宅のうち10棟は3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)を連動制御するHEMSを備え、非常時にも電気のある暮らしができる先進のスマートハウス「グリーンファースト ハイブリッド」とする。太陽電池の非常用電源や蓄電池、鉄骨住宅には同社の制震システム「シーカス」を備えるなど、災害にも強いまちづくりを行なう。

 同物件で発電できる電力は年間42万3,500kWh(約85世帯分)となり、余剰電力は電力会社に売電して、近隣世帯への供給も目指す。合わせてクリーンなまちの発電所として、電力不足の解消に貢献するとともに、年間で218t(スギの木1万5,600本相当)のCO2排出量の削減にも貢献していく。

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