不動産ニュース / 開発・分譲

2012/3/7

埼玉・南浦和で「環境」「防災」「コミュニティ」でつながるマンション発売/三井不動産レジデンシャル

「パークシティ南浦和」完成予想図
「パークシティ南浦和」完成予想図
43畳大のコミュニティスペース「リビングプラザ」。「オールリビング」の発想の下、マンション内のいたるところでコミュニティが活性化する仕掛けがなされている
43畳大のコミュニティスペース「リビングプラザ」。「オールリビング」の発想の下、マンション内のいたるところでコミュニティが活性化する仕掛けがなされている
通常のアルコーブのように閉鎖的な空間とせず、外廊下に開放したオープンポート型としている。これも、コミュニティを促す工夫の一つ
通常のアルコーブのように閉鎖的な空間とせず、外廊下に開放したオープンポート型としている。これも、コミュニティを促す工夫の一つ

 三井不動産レジデンシャル(株)は、環境創造型マンション「パークシティ南浦和」(さいたま市南区、総戸数211戸)を8日から発売する。6日、モデルルームを報道陣に公開した。

 同物件は、京浜東北線「南浦和」駅徒歩10分の社宅跡地に建設される、地上15階建てのマンション。「環境」「防災」「コミュニティ」を核に、入居者同士がつながっていくまちづくりをテーマにした。

 環境対策では、太陽光発電と、60kWの容量を持つ蓄電池を埼玉県のマンションとして初めて併設。EVカーシェアリングやサイクルシェア、雨水利用などを実施。家庭内のCO2排出量のわかる「セーブアースディスプレイ」や住まいのECOチャレンジなどで、環境に対する気づきやコミュニティを活性化する。
 防災対策は、受水槽の独立使用、太陽光発電・蓄電池による非常時の電力供給、防災備蓄・マンホールトイレなどが特徴。コミュニティでは、「オールリビング」の発想のもと、オープンポーチ型のアルコーブ、43畳大のコミュニティスペース「リビングプラザ」、共同菜園や芝生広場を設けた中庭「リビングサークル」など、入居者同士のコミュニティ形成をめざしたスペースを多数用意。また、環境に配慮しながらコミュニティの形成を図る「生活グッズシェアリング」「おさがりプロジェクト」などの仕組みも用意する。

 住戸は、2LDK~4LDK、専有面積68~93平方メートル。販売予定価格は、3,890万~5,780万円。坪単価は192万円。1月下旬からプレセールスを開始しており、約1,200組の事前反響と来場者350組を集めている。

 6日会見した同社執行役員都市開発第三部長の本藤 忠氏は「このマンションは、当社の環境創造型マンション『パークシティ』としては、埼玉県初となる。環境・防災・コミュニティがテーマだが、ハードだけではなくソフトをいかにしっかりつくるかをポイントとしており、ユーザーからも評価されている。浦和エリアは底堅いニーズがあり、当物件も1期100戸以上を完売できそうだ」などと語った。

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