不動産ニュース / その他

2012/3/8

第2回「日本不動産ジャーナリスト会議賞」、日本橋室町東地区開発計画などが受賞

受賞の様子
受賞の様子
「まちづくりは不動産の原点であり、そうした視点から受賞作品を選んだ」などと話す、同賞選考委員長の三橋博巳氏
「まちづくりは不動産の原点であり、そうした視点から受賞作品を選んだ」などと話す、同賞選考委員長の三橋博巳氏

 日本不動産ジャーナリスト会議(REJA、代表幹事:阿部和義氏)は7日、日本プレスセンタービル(東京都千代田区)で第2回「日本不動産ジャーナリスト会議賞」の表彰式および記念特別講演会を開催した。

 同賞は、2010年4月より社会貢献事業の一環として創設されたもの。今年は選考委員会(選考委員長・三橋博巳(社)日本不動産学会会長)により「プロジェクト賞」2件と「著作賞」2件の計4件が選定された。

 今回「プロジェクト賞」を受賞したのは、三井不動産(株)および野村不動産(株)、日本橋一の部連合町会による「日本橋室町東地区開発計画第1弾『コレド室町』・『YUITO』」。官民一体となって推進した点が評価された。また、熊本市や熊本城観光交流サービス(株)等が熊本城一帯の都市計画公園区域内で観光連携拠点を創設した「熊本城桜の馬場『城彩苑』整備事業」は、PFI方式とPPP方式を活用した手法が評価された。

 「著作賞」には、(株)住信基礎研究所研究理事・古倉宗治氏の『成功する自転車まちづくり~政策と計画のポイント』と東京理科大学教授・川向正人氏の『小布施まちづくりの奇跡』がそれぞれ受賞した。

 冒頭挨拶した同会議代表幹事の阿部和義氏は「昨年は震災等があったことから応募が少ないのではないかと懸念したが、大変意義のあるプロジェクトを選定することができ、嬉しく思っている」などと語った。

 特別記念講演会では、三井不動産日本橋街づくり推進部部長・新原昇平氏による「『残しながら、蘇らせながら、創っていく』日本橋の街づくり」や熊本市観光振興課長・仙波英明氏による「桜の馬場城彩苑整備と観光客の動向について」等が行なわれた。

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