国土交通省は9日、2012年1月の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は、2兆9,128億円(前年同月比3.8%)と3ヵ月ぶりに増加した。元請受注高は2兆83億円(同8.8%増)と2ヵ月連続の増加。下請受注高は9,045億円(同▲5.8%)と4ヵ月連続で減少した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は6,123億円(同26.8%増)と2ヵ月連続の増加。民間等からの受注高は、1兆3,960億円(同2.4%増)と3ヵ月ぶりの増加となった。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、5,725億円(同27.2%増)と2ヵ月連続の増加。このうち、国の機関からは2,311億円(同50.1%増)と4ヵ月連続の増加。地方の機関からが、3,414億円(同15.3%増)と2ヵ月連続で増加した。