三井住友建設(株)は13日、板状マンション向けの設計システム「SuKKiT2 スリムビーム」を開発したと発表した。
同社は、2009年に発売した「SuKKiT1 トリプルフラットビーム」以降、同シリーズを展開しており、今回発売する「SuKKiT2 スリムビーム」は、より自由に明るい住空間を実現する商品。
バルコニー側と廊下側の構造バランスを見直すことにより、サッシ上部に梁がなく、梁せいの制約を受けないことから、すべての住戸でハイサッシを実現することができる。
また、バルコニー先端の立ち上がりを約40cmに設定することで、落下防止や視覚的安心感を保ちながら外部足元からの視線を遮断。ガラスやアルミ格子等の透過性のある手摺素材の採用により採光たっぷりの明るい住空間を実現することを可能としている。