不動産ニュース / 開発・分譲

2012/4/6

大規模複合ビル「中野セントラルパーク」の東棟が竣工/東京建物ほか

「中野セントラルパーク」外観イメージ
「中野セントラルパーク」外観イメージ

 東京建物(株)、鹿島建設(株)、昭栄(株)、日本土地建物(株)、戸田建設(株)は5日、大規模複合ビル事業「中野セントラルパーク」(東京都中野区)のイースト(東棟)の竣工を発表した。全体の竣工は5月の予定。

 「中野セントラルパーク」は、JR「中野」駅周辺の警察大学校等跡地エリアで開発を進めていたもの。エリア内ではすでに、東京警察病院が開業しているほか、明治大学、帝京平成大学、早稲田大学の進出も決定済み。今後は公共公益機能を備えた複合市街地の形成が期待されている。

 同複合ビルは、イースト(東棟)、サウス(南棟)、レジデンス(住宅棟)で約1.5haの都市計画公園を囲むように配置。
 イーストは、地上10階地下2階建て、敷地面積6,045平方メートル、延床面積3万9,025平方メートル。店舗(1階)とオフィス(2~10階)で構成され、基準階は有効面積約850坪の整形の無柱空間とし、免震構造を採用。7~10階には栗田工業(株)の入居が決定している。
 サウスは、地上22階地下1階建て、敷地面積2万3,835平方メートル、延床面積15万1,523平方メートル。店舗(1~2階)とオフィス(3~21階)で構成され、制震構造を採用。約400人の収容が可能なコンベンションホールや5つの貸会議室、シャワールームやロッカールームを完備したランニングステーションなどを備えている。
 レジデンスは、総戸数17戸の賃貸住宅で、地上5階建て、敷地面積937平方メートル、延床面積1,748平方メートル。

 また、防災井戸、防災備蓄倉庫などを備え、周辺の災害支援機能向上にも貢献していく計画。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。