(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は16日、2012年1~3月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は8,612件(前年同期比9.5%増)と大幅な伸びで、2期連続で前年同月比を上回った。都県別では、東京都4,121件(同14.2%増)、埼玉県1,104件(同4.0%増)、千葉県1,121件(同8.4%増)、神奈川県2,286件(同5.0%増)とすべての都県・地域別で前年同期を上回った。
成約単価は1平方メートル平均で38万7,300円(同▲2.5%)。成約物件価格は2,539万円(同▲2.2%)となっている。成約物件の平均専有面積は65.56平方メートル(同0.3%拡大)、成約物件の平均築年数は18.61年だった。
また、中古戸建住宅の成約件数は2,901件(同▲7.3%)で、3期連続で下落。新築戸建住宅の成約件数は1,179件(同13.0%増)で、2期ぶりに前年同期を上回った。